2025年9月号

2025年9月号

特集

新しい家族の形

〜里親・養子縁組という選択〜

  • 池田 麻里奈さん

    「普通」の枠を越えて家族になる

    不妊ピア・カウンセラー

    池田 麻里奈さん

    いけだ まりな

    子どもを産んで育てたいと願い、不妊治療を続けても叶わない場合があります。その一人だった池田麻里奈さんが、自分の気持ちにとことん向き合い選択したのは、特別養子縁組による子育てでした。新しい形の幸せをつかむまでの、心境の変化をうかがいました。

  • ふくだももこさん

    血縁にしばられないからこそ、
    何者にもなれる

    映画監督・小説家

    ふくだももこさん

    生後4か月で養父母の元に迎えられたふくだももこさんは、成長過程で「負い目や不幸を感じることは一切なかった」そうです。
    今、独自の視点で、多様な家族の形を映画や小説で描けるのも、「生みの母が私を手放してくれたおかげ」だと語ります。

  • 林 浩康さん

    子どもに「家庭」を届ける制度

    日本女子大学教授

    林 浩康さん

    はやし ひろやす

    里親や養子縁組制度について名称は広く知られてはいるものの、その中身について浸透しているとは言えません。
    概要と現状、これからの課題について、日本女子大学教授の林浩康さんにうかがいました。

  • マイルール

    すべての仕事に、全力で取り組む!

    スポーツジャーナリスト 増田 明美さん

    元マラソン選手の増田明美さんは、現役引退後もさまざまな場で活動し、長く第一線で活躍しています。多くの人に支持されるのは、明るいお人柄に加えて、ご自身が心がけていることや、ずっと続けている舞ルールも大きく関係しているようです。

  • 高齢ドライバー問題の誤解と真実(下)

    伊藤 安海

    「高齢者の免許返納を促進しても事故は減りません」と伊藤安海さんは語ります。交通事故は決して高齢者だけが起こすものではなく、全世代にわたっているからです。
    「だからこそ総合的な交通安全対策が不可欠」と伊藤さん。それは将来にわたって事故を防ぎ、被害を軽減するための制度と、技術の発展で支えられるものなのです。

  • お米の値段

    林 望

    不要不急の嗜好品に支払う金額と米の値段を比較して導き出した、自論を展開します。

  • トットちゃんと交わした「ずっとやくそく」

    鎌田 實

    トットちゃんと交わした「ずっとやくそく」
    幸福感について2人で語った著書から、「約束」の大切さを考えます。

  • 自分らしく、颯爽と10代をかけていく!

    自分が思っている自分と、人から見た自分は違う?

    内田 和俊

    自分では「ゆるい性格」だと思うんだけど、周りの人たちからは「しっかり者」とか、「リーダーシップがある」とか言われる。部活でキャプテンなんてがらじゃないと思ったけれど、推薦されたし、どうしようかな……。

  • 20代のための特別レッスン

    20代のうちから学びたい
    メンタルコントロール③

    田中ウルヴェ 京さん

    今自分が何を考え、どう感じているのかを理解し、主体的な考え方を身に着ける大切さを語っていただきます。

  • これからどうなる? 空き家問題

    ──首都圏でも空き家は激増していくのか

    不動産評論家 牧野 知弘さん

    地方の過疎化による空き家だけではなく、今後、首都圏で大量の相続問題が発生し、さらなる空き家の増加が予想されます。なぜ増加し、どう対応していけばよいのか、空き家問題に詳しい牧野知弘さんにお話しをうかがいました。

  • タンゴでつなぐ心と体(下)

    中川 健一郎さん

    介護や福祉の現場で、心と体の両面に働きかける新たなアプローチとして注目されている「タンゴセラピー」。音楽に合わせて歩き、触れ合いながら踊ることで、参加者の身体機能を高めるだけでなく、介護者と要介護者の垣根を越えた繋がりや、心のうるおいを生み出しています。

  • A Song for You

    「燃えよ」――藤井 かぜ

    スージー鈴木

    その特異な音楽性と、コアなファンの多さという点で、彼らの中から一歩抜きん出ているアーティストの曲を紹介します。

  • これからの「リーダーの役割」

    部下の強みを
    見付けるコツと
    活かすマネジメント

    伊庭 正康

    今回は「部下の強みをどう見付け、どう活かしていくのか」という方法論をお伝えします。

  • 共働き家庭の猛暑対策

    ももせいづみ

    子どもの留守番、放置できない作り置き、ぐったりする帰宅後の暑さ……。夏の共働き生活では、ちょっとした工夫が快適さを大きく左右します。
    共働き家庭こそ知っておきたい、暮らしのアイデアをご紹介します。

  • 助産師

    栗原 真未さん

    助産師とは、にんしん中から出産、その後もお母さんと赤ちゃんが、健やかに生活するためのお手伝いをする仕事です。

  • しあわせなおやつ時間

    グラスモンブラン

    小林まさみ

    今回は、栗の季節に食べたいケーキを手軽なパフェ風にアレンジしました。

  • チリコンカン

    島本美由紀

    食欲が減退しがちな夏は、栄養バランスがよくスパイシーで、のどの通りのよい物がベスト!ひき肉と大豆、トマトのうま味に辛味を加えたチリコンカンを、火を使わずにレンジで作ります。酸味をかせたさわやかサラダを、添えましょう。

  • 夏の「メイク崩れ」対処法

    新里 沙智子

    前号の「メイクが崩れないための対策法」に続いて、実際にメイクが崩れてしまった時の簡単対処法をお伝えします。

  • ようこそ、名画の物語へ

    「蛇使いの女」アンリ・ルソー

    中岡 一貴

    今回は、ちょっととぼけた巨匠発見のワンダフルな物語です。

  • 体と心が整うストレッチ

    指と手首、ひじをケアする

    整形外科医 中村格子さん

    今回は、指、手首、ひじのストレッチを紹介します。

  • ときには読書を

    『大阪ことばの謎』

    著:金水 敏

    作家・書評家 印南敦史

    関西人のスタンスには、楽に生きていくためのヒントが隠れていると言えそうです。

  • 子どもの嘘はコミュニケーションの手段?

    佐久間路子

    例えばミルクが欲しくて、泣いているような大声を出すなどの嘘泣きは、早くは8か月から見られるとの報告もあります。さて、この子は「嘘」をついているのでしょうか。

  • エレガントな女性になる日々の小さな習慣

    髙田 将代

    テレビやスマホを観ながらの食事。歩きながら電話をしたり、飲み物を飲んだり。前号の「所作」の基本のNG行動「ながら動作」、思い当たる節はありませんか?

  • パルパティーン「スター・ウォーズ」シリーズ

    ジャガモンド斉藤

    シリーズのナンバリングや時系列、メインの登場人物のことはいったん忘れていただき、パルパティーンという男に絞って話を進めていきます。