2025年12月号

2025年12月号

特集

今こそ、家事の価値を
見直そう

〜生きることを支える力〜

  • 照英さん

    違いを認め合う、家事という学び

    タレント

    照英さん

    しょうえい

    洗い物一つ、掃除のタイミング一つにも夫婦の個性がにじむ。そんな日々の積み重ねが、家族のリズムをつくり、子どもたちへの大切な教科書にもなります。
    家事は「こなすもの」ではなく、家族のきずなを育む時間でもあるのです。

  • 阿部 絢子さん

    1000通りの家事、
    1000通りの喜び

    生活研究家

    阿部 絢子さん

    あべ あやこ

    暮らしを動かすための家事は単なる「やるべきこと」ではありません。食や健康を考え、住まいを整え、暮らしや行動の不便の原因を探り、工夫し、少しずつ改善していく過程、そこには、自分の暮らしに対する発見と喜びが詰まっています。

  • 三谷 宏治さん

    「お手伝い」を子育ての根幹にする

    教育活動家

    三谷 宏治さん

    みたに こうじ

    子どもの自立をうながす子育て法を提案している三谷宏治さんの考える「お手伝い」は細々した小間使いではなく、「必須な家事の分担」です。大事な家事を子どもに任せることでこそ未来を切り開く力が身に付くという理由を、具体的にうかがいました。

  • なぜ起きた「令和の米騒動」(上)

    松平 尚也

    日本人の主食である米の価格高騰こうとう「令和の米騒動」が続いています。米の価格は単純な需給だけで決まるわけではなく、米流通の自由化による競争の激化や気候変動など、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。
    これらの背景について、宇都宮大学の松平尚也さんにお話をうかがいます。

  • 貧富の差

    林 望

    グローバリズムによって一握りの人が富を握り貧富の差を生む世界について、著者が疑問を投げかけます。

  • 20代のための特別レッスン

    自由な発想で広い世界を目指そう

    宮本 亞門さん

    前回、ダンサー、振付師を経て、29歳の時にようやく「演出家になる」という夢に手が届いた話をしました。「なぜ演出家なんだろう」と考えた時に思い浮かぶのは、高校2年の1年近く、家に引きこもって音楽ばかり聴いていた頃のことです。頭の中で音楽によるイメージがバーッと広がりました。それがきっかけで、自分の世界にあるキラキラ輝くものを形にしたいと思うようになったのです。

  • しあわせなおやつ時間

    チョコクリームのロールケーキ

    小林 まさみ

    12月は、まろやかなチョコクリームが口にとろけるロールケーキです。

  • 明太鮭バターの炊き込みご飯

    島本 美由紀

    下ごしらえ不要の明太子と甘塩鮭をご飯に炊き込み、コーンを加えて甘味と食感をプラスします。最後にバターを混ぜて、コクと風味をアップ! 手軽に素早くできるから、忙しい時にぴったり。

  • ≪最終回≫

    メイクはなりたい自分に近付くためのツール

    新里 沙智子

    メイクは自分の本当の気持ちを知る手掛かりとなるのです。

  • ウェディングプランナー

    加藤 渚さん

    ウェディングプランナーは、新郎・新婦の理想の結婚式を形にする、結婚式の専門家です。結婚式には式場探しやドレス選びなど、決めることがたくさんあり、準備に1年以上かけることもあります。
    その間、新郎・新婦のお二人を支え、一生に一度の特別な瞬間を協力して作り上げる、大きなやりがいのあるお仕事です。

  • 自分らしく、颯爽(さっそう)と10代をかけていく!

    学校生活……忙しくて単調な毎日が息苦しい

    内田 和俊

    中学時代からずっと授業とクラブ活動ばかりの日々。それなりに楽しいけれど、「もっと世界は広いのに」と、ネットや本を読むと思ってしまう。自分の世界や出会う人を、もう少し広げることはできないだろうか。

  • 「ソロ活」ブームの背景を考える

    エコノミスト 藤原 裕之さん

    「ソロキャンプ」の流行語大賞トップ10入り(2020年)や、テレビドラマ「孤独のグルメ」「ソロ活女子のススメ」の大ヒットなど、今なおソロ活ブームが続いています。なぜ「誰かと一緒よりも1人がいい」という風潮が強まったのか。そこから見えてくる意識の変化、社会問題などを、藤原裕之さんにうかがいました。

  • 高齢化社会をひらく〝ばあちゃんビジネス〟

    鎌田實

    働くことで収入を得て、生きがい、健康にも繋げている高齢者の方の活躍の様子を紹介します。

  • A Song for You

    「白日(はくじつ)」――King Gnuキングヌー

    スージー鈴木

    令和時代の、音楽的な知識や技術に溢れたプロフェッショナル集団の魅力を著者が語ります。

  • 作りたい! 食べたい! おいしいおにぎり

    「おにぎり・ぼんご」店主 右近 由美子さん

    大人も子どももみんなが大好きな日本人のソウルフード「おにぎり」。よりおいしく作って食べるコツを、超人気専門店「おにぎり・ぼんご」の女将おかみ・右近由美子さんに教えてもらいました。

  • ≪最終回≫

    共働きの未来

    ももせいづみ

    共働きの暮らしについてお話をさせていただいたこちらの連載も、今回が最終回です。長い間、本当にありがとうございました。
    今回はタイトルにもなっている「共働き」について、言葉の意味とともに振り返ってみたいと思います。

  • 人と街を元気にする「ショッピングリハビリ」(下)

    尾添 純一さん

    外出や買い物といった日常の営みは、高齢者にとって「役割」や「楽しみ」を実感できる大切な時間です。商業施設を舞台に行う「ショッピングリハビリ」は、身体機能や認知機能の維持に役立つだけでなく、自然に社会とのつながりを取り戻せる仕組みです。

  • 体と心が整うストレッチ ≪最終回≫

    全身の関節をリセット

    整形外科医 中村 格子さん

    今回はこれまでのまとめとなる最終回。若々しい体を保つための「全身の関節をリセットするストレッチ」を紹介します。

  • これからの「リーダーの役割」

    がんばるよりも、「やめること」を決める勇気

    伊庭 正康

    「やめること」で、主作業に充てる時間を確保し、未来へ投資することができる、具体的な方法と効果について、著者が語ります。

  • ときには読書を

    『すばらしいクラシック音楽』(あさま社)

    著:車田和寿

    作家・書評家 印南 敦史

    クラシック音楽の魅力や価値について語る本を紹介します。

  • ようこそ、名画の物語へ

    「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像」

    中岡 一貴

    今回は、女性を美しく描く画家が描いた可憐な少女の作品について、著者が語ります。

  • 大人だけでなく、子どもも本離れ?

    佐久間 路子

    幼い子どもでも読書(絵本)離れが進んでいる今、その影響について、著者が考えてゆきます。

  • 1年の締めくくりに、“ありがとう”を贈る

    髙田 将代

    12月は1年の終わりを迎える特別な月。仕事や行事に追われてあわただしく過ぎてしまいがちですが、「感謝を伝える」絶好のタイミングでもあります。大切にされる女性は、節目節目に感謝の気持ちをさりげなく言葉にします。

  • 主人公の父親とハンター「ジュマンジ」

    ジャガモンド斉藤

    主人公の父と子の関係から見えてくる映画の世界観について、著者が語ります。